奈良の景勝地をCthaGPTでAI生成してみました。
CthaGPTを使ってAI生成した絵葉書風の奈良のイラスト集です。どこか懐かしい感じの淡いトーンで仕上げています。
CthaGPT
CthaGPTは、OpenAIが2022年11月に公開した人工知能です。これまでのコンピューターはプログラミング言語を使って人間がコンピューターに作業の手順を伝えていましたが、CthaGPTは人間の言葉を理解できるため、対話形式でコンピューターに要望を伝えることができます。
例えば下のイラストは、「奈良公園のイラストを描いてください」と伝えてCthaGPTがAI生成したイラストです。コンピューターが自動生成していますので、事実と異なる点もありますが、修正してほしい部分を伝えると、ある程度改善することも可能です。
ここでは懐かしい雰囲気の絵葉書風のイラストを中心に紹介したいと思います。お遊びですので、今時のAIは「こんなことができるんだなあ」くらいの気持ちでご覧になってください。
CthaGPTの公式サイトはこちらです。他にもいろいろなことができますので、興味のある方は試してみてください。
奈良公園
若草山を背景にした奈良公園のイラストです。若草山の中腹に白壁のお城があったのですが、AIでの修正が上手くいかず、その部分だけGIMPを使って描き直しています。
猿沢の池
桜の時期の猿沢の池のイラストです。正面に見えるのは興福寺の五重塔です。画面に浮見堂のようなものがありますが、浮見堂は片岡梅林の近くの鷺池にありますのでご愛敬です。
若草山
若草山のイラストです。若草山は東大寺の裏山で、山頂からは奈良市内を一望することができます。毎年1月に山焼きが行われるために樹木は育たず、山頂に桜の木や建物はないのですが、絵としては雰囲気があるのでそのままにしています。
東大寺の大仏様
東大寺の大仏様のイラストです。右手の位置が違いますが、全体的に良く描けていると思います。大仏殿の内装も実物の雰囲気に近いものがあります。
興福寺
興福寺の金堂と五重塔のイラストです。金堂が二階建てになっていたり、五重塔が四重塔になっていますが、全体のバランスとしては良い感じです。
奈良町
ちょっとレトロな色彩の奈良町のイラストです。奈良町は狭い路地が多く、石畳の道もなかったと思いますが、なんとなく雰囲気があるのでそのまま載せています。
法隆寺
法隆寺のイラストです。法隆寺は聖徳太子が松の木を好んだことから、あまり桜の木は植えられていません。金堂の位置は仁王門に向かって五重塔の右側にあるのですが、このイラストでは左の門の奥に配置されています。
薬師寺
薬師寺の金堂と西塔と東塔のイラストです。薬師寺の伽藍はそのほとんどが消失していますが、東塔は唯一奈良時代から現存する建物です。東塔の高さは34.1mで、一見すると六重塔のように見えますが、各層に裳階という小さな屋根が設けられているためで実際は三重塔になります。
吉野山
桜の時期の奥千本から見た吉野山のイラストです。吉野杉の産地として有名なことからか、山の中腹に杉の植林が描かれているところが妙にリアルです。
瀞峡の筏師
北山川の上流にあたる奥瀞の筏師のイラストです。かつてこの辺りは林業で栄え、山から切り出された木材を筏に組んで、奥瀞、上瀞、下瀞と地元の筏師がリレーをしながら北山川の激流を下って、熊野灘に面した新宮市まで運んでいました。現在は1979年(昭和54年)に復活した北山川観光筏下りとして人気を集めています。