法輪寺&法起寺 電車でおでかけ 日帰り奈良斑鳩の旅

当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。

法輪寺
スポンサーリンク

電車でおでかけ 奈良斑鳩の旅 ゆったり半日コース

JR法隆寺駅 → 法起寺 (バス約10分+自転車約60分)

JR法隆寺駅~法輪寺・法起寺モデルコース

JR法隆寺駅から奈良交通バスに乗って法隆寺参道へ。バス停前にある斑鳩町観光協会、法隆寺iセンターでレンタサイクルを借り、法輪寺法起寺にいってきました。

ちょうどお昼に着きましたので、法輪寺見学のまえに法隆寺東大門近くにあるCafeこもどでお昼ごはん。斑鳩の里の週末日帰り旅行です。

JR法隆寺駅から法隆寺を巡る、奈良斑鳩の旅 ゆったり半日コースは、法隆寺 電車でおでかけ 日帰り奈良斑鳩の旅で紹介しています。

スポンサーリンク

Cafeこもど

良く晴れた日曜日の13時30分頃、法隆寺東大門近くにあるカフェですが、店内は空いていてすぐに食事をとることができました。

Cafeこもど

お目当ては、三種竜田揚げと自家製タルタル南蛮のランチセット。相方の「これ食べたい!」のリクエストで、バス停から直行でお店に伺いました。

法隆寺門前でバスを降りて南大門の手前の道を右に折れ、法隆寺の土塀沿いに東へ向かうとCafeこもどがあります。

店内に入ると、ロボットのイラストや置物がいっぱい飾ってあります。

こもど=こども? よくわかりませんが個性的な喫茶店です。

食事のあとは、ホットのアールグレイティーとケーキセット。どれも美味しくいただきました。

ケーキの手前にある「丸いもの」はお麩を使ったお菓子です。生麩にあんこの入った麩菓子はよくありますが、りんご飴のようにお麩を砂糖でコーティングしてあるのは初めてです。

お料理にも、麩を使った竜田揚げや、その竜田揚げをトマトソースで煮込んだものがついてきました。

お店の人に聞くと、斑鳩町にある大正15年創業のふ専門店「ふ政商店」のお麩で、「家の工場で作った麩」とのお話でした。面白いのでお土産に一袋、卵型のお麩を買って帰りました。

Cafeこもどのアクセス

JR法隆寺駅から法隆寺参道行きバス 法隆寺参道バス停下車、徒歩 約10分
木曜定休(祝日は営業)
スポンサーリンク

レンタサイクルで斑鳩の里サイクリング

斑鳩の里サイクリング

食事の後は法隆寺参道にある、(一社)斑鳩町観光協会「法隆寺iセンター」でレンタサイクルをお借りして、斑鳩町をサイクリングしてきました。

「奈良まほろば サイクリング」の法隆寺ルートを通って、法隆寺から法輪寺&法起寺のお散歩サイクリングです。

斑鳩の里サイクリング「法輪寺の三重塔」

サイクリングルート沿いにある標識に従って自転車を走らせていると、法輪寺の三重塔が見えてきました。

スポンサーリンク

法輪寺

法輪寺は、622年(推古30年)に聖徳太子の病状の回復を願って、聖徳太子の息子の山背大兄王と孫の由義王が建立したと伝えられ、斑鳩町三井にあることから「三井寺」とも呼ばれています。

法輪寺の三重塔は、法隆寺の五重塔、法起寺の三重塔と並び、斑鳩三塔と称えられていましたが、1944年(昭和19年)落雷により焼失。その後作家の幸田文さんの尽力もあり、1972(昭和47年)に起工式を迎えることができました。

三重塔再建の棟梁は宮大工の西岡常一氏。法隆寺や法輪寺の宮大工として修復工事に関わった西岡常一氏はその後、薬師寺の金堂や西塔、回廊などの再建も手掛けています。

三重塔

法輪寺の三重塔

1975年(昭和50年)に再建された法輪寺の三重塔です。昭和に再建された建物とのことで、あんまり期待していなかったのですが、思いのほか可愛らしいデザインで、少し色褪せてきたベンガラ色がよい感じに周りの景色に馴染んでいました。

金堂

法輪寺の金堂

江戸時代に再建された建物で、創建時と同じ場所に建てられましたが、1950年(昭和25年)の発掘調査で旧金堂より一回り小さくなっていることが確認されています。

金堂に安置されていた本尊の薬師如来坐像は、現在収蔵庫に移されています。

講堂

法輪寺の講堂

法輪寺の講堂は、金堂と同時期の江戸時代に再建された建物を、1960年(昭和35年)に耐震性に優れた鉄筋コンクリートの耐火収蔵庫として建て変えられました。

講堂の内部には本尊の薬師如来や虚空蔵菩薩立像などの飛鳥時代の仏像が安置されています

鐘楼

法輪寺の鐘楼

法輪寺の金堂と講堂の間には、松林にかこまれた可愛らしい鐘楼がありました。

スポンサーリンク

法起寺

法起寺は、638年(舒明10年)に創建された岡本宮(聖徳太子が法華経を講じた宮)を、聖徳太子の遺言によって息子の山背大兄王がお寺に改めたのが始まりと伝えられています。

法起寺の伽藍の配置は、塔と金堂の位置が法隆寺の反対になっています。国宝の三重塔は創建当時から残る建物で、現存する日本最古の三重塔になります。

三重塔

法起寺の三重塔

法起寺の三重塔は、日本に現存する最古の三重塔で、706年(慶雲3年)の創建です。

一階は土間で、四天柱と八角の心柱が立てられています。卍崩しの高欄(てすり)が珍しい建物です。

講堂

法起寺の講堂

法起寺の講堂は、寄棟造りの錣葺(しころぶき)の建物で、1694年(元禄7年)に再建されています。

本尊は木造の十一面観音菩薩立像ですが、現在は収蔵庫に安置しています。

日本ではほどんど見かけることがない錣屋根(しころやね)、屋根が二段重ねになった珍しい建物です。

JR法隆寺駅から法隆寺を巡る、奈良斑鳩の旅 ゆったり半日コースは、法隆寺 電車でおでかけ 日帰り奈良斑鳩の旅で紹介しています。

スポンサーリンク

法輪寺&法起寺へのアクセス

法輪寺へのアクセス

法起寺へのアクセス

奈良・西の京・斑鳩回遊ライン

https://www.narakotsu.co.jp/rosen/kaiyu/

奈良交通バスから「奈良・西の京・斑鳩回遊ライン」が運行されています。路線バスに旧塗装という昔なつかしのカラーリングを施した奈良交通の路線バスです。

東大寺大仏殿・国立博物館バス停から「奈良・西の京・斑鳩回遊ライン」を利用すると、東大寺から法起寺まで60分で移動できます

https://www.narakotsu.co.jp/rosen/kaiyu/

JR法隆寺駅からのアクセス

JR法隆寺駅から法隆寺行きのバスに乗って「法隆寺門前」で下車すると法隆寺の参道に到着します。

法隆寺・法輪寺・法起寺の三社巡りには、法隆寺参道にある(一社)斑鳩町観光協会「法隆寺iセンター」レンタサイクルが利用できます。

法輪寺の拝観時間

法輪寺 拝観時間:3月~11月末/8:00~17:00まで ※年中無休

法輪寺 拝観時間:12月~2月末/8:00~16:30まで

法輪寺(斑鳩町)|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|斑鳩町|生駒・信貴・斑鳩・葛城エリア|神社・仏閣|神社・仏閣
推古30年(622)、父聖徳太子の病気平癒を願った山背大兄王によって建立されたと伝えられる。地名にちなんで三井寺とも呼ばれている。創建当時の建物は現有していない。戦後に行われた発掘調査から、法隆寺式伽藍配置をとり、七堂伽藍を完備していたこと...

法起寺の拝観時間

法起寺 拝観時間:2月22日~11月3日/8:30~17:00まで

法起寺 拝観時間:11月4日~2月21日/8:30~16:30まで

法起寺|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|斑鳩町|生駒・信貴・斑鳩・葛城エリア|神社・仏閣|神社・仏閣
舒明10年(638)創建。聖徳太子ゆかりの岡本宮をその子、山背大兄王が寺にしたとされる。七堂伽藍の大寺院で金堂と塔の位置が法隆寺と逆になった法起寺式と呼ばれる配置をとっていた。創建当時の建物としては、慶雲3年(706)完成の三重塔(国宝)(...
スポンサーリンク

お勧めの奈良観光ガイドブック

歩いて楽しむ奈良大和路

「歩いて楽しむ奈良大和路」は、JTBパブリッシングが発行する奈良の観光ガイドブックです。

「奈良・西ノ京」「斑鳩・大和郡山」「山の辺の道・初瀬」「飛鳥・藤原京」「吉野・五条」と、各エリアごとに歩いて楽しめる30の散歩コースを紹介しています。

各コースは徒歩約3時間で回れるよう設計されており、コースの見どころや立ち寄りグルメ&ショップ情報も掲載されています。​それぞれのコースには便利な地図が付いていて、観光地を効率よく回るための参考になります。

本書は大きめの文字と見やすいレイアウトで、コンパクトで軽量なため、バッグの隙間にいれて持ち歩くのにも便利、本書を片手に街歩きをより楽しむことができます。

おすすめポイント

  • 初心者から歴史好きまで幅広い層に対応した内容で、観光しながら奈良の歴史や文化を学ぶことができます。
  • 仏像や世界遺産に関する特集記事も豊富で、歴史や文化についての知識を深めることができます。
  • 立ち寄りスポットも充実しており、疲れたときに一休みできるおすすめのカフェやレストランも掲載されています。

このガイドブックは奈良観光の手引きとしてとても役に立つ一冊です。詳細はAmazon等のショッピングサイトやJTBパブリッシングの公式サイトで確認することができます。

ココミル奈良

「ココミル奈良」は、JTBパブリッシングが発行するガイドブックシリーズの一つで、奈良を訪れる観光客向けに作られた便利で魅力的なガイドブックです。

東大寺、興福寺、春日大社、薬師寺、唐招提寺、法隆寺など、奈良の代表的な大寺院や神社が詳しく紹介されています。また境内図も付いていて、初めて訪れる人にも分かりやすい内容になっています​。

各エリアごとに、おすすめのカフェやレストランが紹介されていて、茶粥、柿の葉ずし、葛などの奈良ならではのグルメや、おみやげ情報も充実しています。

本書はコンパクトで軽量なため、バッグの隙間にいれて持ち歩くのにも便利、グルメ情報が充実していますので、本書を片手に街歩きをより楽しむことができます。

おすすめポイント

  • クラシックな奈良ホテルや、古都ならではの雰囲気を楽しめる宿泊施設が紹介されています。観光に便利なホテルもピックアップされており、泊りがけの旅行の計画にも役立ちます​。
  • 別添の「おさんぽマップ」には、各エリアへのアクセス早見表や鉄道・バスの路線図などの交通ガイドやイベント情報などの豆知識も掲載されています。

このガイドブックは奈良観光の手引きとしてとても役に立つ一冊です。詳細はAmazon等のショッピングサイトやJTBパブリッシングの公式サイトで確認することができます。

タイトルとURLをコピーしました