東大寺二月堂&三月堂 電車でおでかけ 日帰り奈良の旅

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東大寺二月堂
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電車でおでかけ 奈良公園の旅 ゆったり半日コース

JR奈良駅 → 東大寺二月堂 (バス約6分+徒歩約24分)

JR奈良駅~二月堂モデルコース

JR奈良駅から路線バスに乗り県庁東で下車、東大寺戒壇堂から東大寺二月堂へいってきました。

ちょうどお昼に着きましたので、奈良県庁の近くにある「天極堂奈良本店」でお昼ごはん。奈良公園の週末日帰り旅行です。

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天極堂奈良本店

奈良県庁の東隣にある天極堂奈良本店です。県庁東でバスを降りて、奈良街道(県道754号線)を北に進むと、2つ目の信号の角に天極堂奈良本店があります。

天極堂奈良本店、季節のお膳「若草の膳セット」です。

天極堂奈良本店

天気の良い土曜日の13時30分頃、店舗の入り口あたりはテイクアウトのお客さんでいっぱいですが、食事客はそれほど多くなく、すぐにテーブルに案内していだだきました。

小鉢とサラダに吉野うどん、鶏そぼろのとろろ丼のセットです。吉野うどんは、あっさりした餡かけの生姜味でした。

鶏そぼろのとろろ丼がすごく美味しくて、濃厚なとろろの味にびっくりです。

天極堂奈良本店

デザートは、吉野本葛を使った賞味期限10分の葛餅です。できたての温かい葛餅は、ぷるぷるして美味しかったです。

天極堂奈良本店のアクセス

県庁東バス停下車、徒歩 約5分
火曜定休(祭日の場合翌日)
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蛤辻子

東大寺

天極堂奈良本店を出て奈良街道(県道754号線)を北へ1辻歩くと、公慶上人が開いた蛤辻子にでます。蛤辻子の突き当りを右に折れると入江泰吉さんの旧居がありますが、今回は左に折れて東大寺戒壇院へ向かいます。

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東大寺

東大寺要録によると、733年(天平5年)若草山の麓に創建された金鐘寺が東大寺の起源とされています。

724年に聖武天皇が即位した平城京は、飢饉や地震などの天変地異が続き、737年には人口の3割が死亡したと言われている疫病(天然痘)が大流行します。

それに加えて、聖武天皇が即位した4年後の728年に皇太子を亡くし、翌729年には長屋王の変、740年には藤原広嗣の乱などさまざまな社会不安が重なります。

このような背景があり、聖武天皇は仏教の教えを中心として国を守る鎮護国家の思想のもと、全国に配置した国分寺の総本山として東大寺を建立し、奈良の大仏様を造立しました。

大仏殿の柱くぐり

東大寺の大仏といえば、小学校の修学旅行の時に柱くぐりをした思い出があります。

大仏殿の柱に開けられた穴が、奈良の大仏様の鼻の穴と同じ大きさだそうで、柱の穴をくぐり抜けると、無病息災・祈願成就の御利益があるとされています。

戒壇院戒壇堂

東大寺

東大寺戒壇院戒壇堂は、2020年7月から2023年の夏頃まで、保存修理耐震化工事のために一時拝観を停止しています。

その代わりに工事の期間中、普段は見ることができない東大寺戒壇院千手堂が特別公開されています。

東大寺

また、戒壇堂の修理が終わるまでの間は、東大寺ミュージアム戒壇堂四天王立像が特別公開されています。

東大寺ミュージアム - 東大寺
東大寺ミュージアム Museum '23/4/1 重要なお知らせ 新型コロナウイルス感染症の拡大防止に関する東

千手堂

東大寺

特別公開が行われている東大寺千手堂です。

東大寺 千手堂が特別公開!初の御朱印が登場 | Webならめがね
2013年以来、7年ぶりに公開東大寺では、通常非公開の戒壇院千手堂の特別公開が、7月4日から始まりました。

東大寺境内 千手堂から二月堂へ

東大寺

東大寺千手堂を見学した後は、東大寺二月堂の参道へ向かいます。東大寺大仏殿のある中門や鏡池のあたりは人が多いので、二月堂裏参道を通ってのんびり歩くことにしました。

東大寺

東大寺千手堂から東大寺勧進所の横を通って東に向かうと、大仏殿の屋根が見えてきます。道なりに左へ進み、大仏池や東大寺講堂跡をながめながら二月堂に向かいます。

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二月堂裏参道

東大寺二月堂裏参道

東大寺講堂跡の横を通ってしばらく歩いていくと、塔頭寺院の並ぶ二月堂裏参道に入ります。左側の壁には、石垣の上に瓦を挟んだ築地塀が続いています。

東大寺二月堂裏参道

二月堂裏参道は、奈良県景観資産に指定されていて人通りも少なく、石畳や石垣、築地塀に囲まれた風情のあるエリアです。

法華堂(三月堂)

東大寺三月堂

法華堂は、天平5年から天平19年までの創建とされている東大寺最古の建物で、不空羂索観音を本尊とし、毎年3月に法華会(ほっけえ)が行なわれたことから、法華堂(三月堂)と呼ばれるようになったそうです。

東大寺三月堂

法華堂は、東大寺の前身寺院の金鍾山寺があった場所に建てられていて、東大寺の前身である金鍾山寺の伽藍のひとつ、日本で初めて華厳経が講義されたお堂といわれています。

向かって左側の正堂は、奈良時代につくられた寄棟造の建物で、右側の礼堂は、鎌倉時代に増築された入母屋造の建物になります。よく見ると屋根瓦の色が違うのがわかります。

二月堂

東大寺二月堂

二月堂は752年(天平勝宝4年)に創建されましたが、1667年(寛文7年)の修二会の最中に堂内から出火、焼失しました。現在の二月堂は1669年、江戸幕府の援助を受けて再建された建物です。

東大寺二月堂

奈良時代の創建当時は小規模な建物で、時代を経るにつれ修二会(しゅうにえ)の行法に合わせて増築されていきました。

東大寺二月堂

大きくせり出している懸造(かけづくり)といわれる二月堂の舞台です。二月堂の呼び名は、毎年旧暦の2月にお水取り(修二会)が行なわれることに由来します。

東大寺二月堂

二月堂の石段の下部に刻まれた文様です。下から流水・亀甲・唐草が描かれています。

東大寺二月堂

こちらは二月堂の石段の上部に刻まれた模様です。下から青海波・網代・菱です。上の方はかなりすり減ってますね。

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二月堂の舞台

東大寺二月堂

つり灯篭の隣には、二月堂の名前が書かれた灯篭がありました。

東大寺二月堂

こちらはつり灯篭と菱燈籠、こんどは灯篭に明かりが灯る夕暮れ時に訪ねてみたいです。

東大寺二月堂

思ったよりも賑やかで、色とりどりの二月堂の舞台です。

東大寺二月堂

二月堂の舞台からながめた奈良市内の景色です。東大寺大仏殿の向こうには、生駒山が見えます。

東大寺二月堂

生駒山のこっち側は大和国、あっち側は河内国。同じ国境でもこちら側から見える景色と、あちら側から見える景色では趣が全くちがいます。

東大寺二月堂

二月堂の登廊(のぼりろう)です。

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二月堂裏参道

東大寺二月堂

先ほど登ってきた二月堂の裏参道、帰りも同じ道を歩きます。

東大寺二月堂裏参道

屋根瓦の上に何かのっていますが、鬼かな?神様かな?よくわかりませんでした。

奈良公園

奈良公園の鹿たちです。公園の中に柵で囲われた部分があって、安心できるのかいつも沢山の鹿たちが集まっています。

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猿沢の池から見える五重塔

興福寺五重塔

興福寺の五重塔です。

興福寺五重塔

最後はやっぱり猿沢の池から見える五重塔です。朝から良い天気で、今日は夕焼けが見られるかと思いましたが、夕焼けは見られず。五重塔に微かに西日が当たる程度でした。

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東大寺二月堂へのアクセス

近鉄奈良駅からのアクセス

近鉄奈良駅からは徒歩約24分です。奈良公園や東大寺の境内を散歩しながらのんびり歩くのがおすすめです。

時間を節約したい方は、近鉄奈良駅から、ぐるっとバスを利用して、 大宮通ルート & 奈良公園ルート大仏殿前駐車場」で下車、徒歩約10分で二月堂に到着します。

JR奈良駅からのアクセス

JR奈良駅から東大寺二月堂までは、徒歩約34分と少し距離がありますが、JR奈良駅から奈良公園周辺には見どころが沢山ありますので、初めて奈良を訪れる方は、奈良町や奈良公園を散策しながら歩くのもおすすめです。

時間を節約したい方は、JR奈良駅から奈良市内循環バスに乗って「東大寺大仏殿・国立博物館」(内まわり)か「東大寺大仏殿・春日大社前」(外まわり)で下車、徒歩約15分で二月堂に到着します。

東大寺二月堂の拝観時間

二月堂 拝観時間:舞台周囲は自由 ※24時間参拝可能です。

東大寺 二月堂|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|奈良市|奈良エリア|神社・仏閣|神社・仏閣
古都に春を呼ぶ「お水取り」の名で知られる修二会は、このお堂で旧暦の2月に行われたことから、二月堂という呼び名がおこった。良弁僧正の高弟実忠の草創と伝わるが、寛文7年(1667)の修二会中に出火焼失し2年後に再建された。時代を経るにつれ増築さ...
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お勧めの奈良観光ガイドブック

「奈良・西ノ京」「斑鳩・大和郡山」「山の辺の道・初瀬」「飛鳥・藤原京」「吉野・五条」とエリアごとの観光名所やモデルコース、立ち寄りグルメ&ショップなどを紹介しています。

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