十津川温泉 電車でおでかけ 1泊2日奈良十津川の旅

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電車とバスでおでかけ 1泊2日奈良十津川の旅
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電車でおでかけ 1泊2日奈良十津川温泉の旅

JR五条駅 → 十津川村役場 → 十津川温泉 → ホテル昴 (3時間14分 約74km)

電車とバスを利用した、奈良県吉野郡十津川村の1泊2日プランです。関西からのアクセスを前提に、JR五条駅から奈良交通の八木新宮特急バスで十津川村へ向かうコースを紹介いたします。

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JR五條駅

JR五条駅 奈良交通バスの待合所

2015年、JR五条駅に設置された奈良交通バスの待合所です。

紀伊半島豪雨復興のスローガン 八木新宮特急バス

こちらは2012年に撮影した、紀伊半島豪雨復興のスローガンを掲げた八木新宮特急バスです。

JR五条駅から十津川村役場までは、奈良交通の八木新宮特急バスで2時間35分、十津川温泉までは3時間8分、ホテル昴までは3時間14分です。

土日・祝日は観光特急「やまかぜ」を利用できますので、帰りはホテル昴からJR五条駅まで2時間39分で移動することができます。

八木新宮特急バスの時刻表は、こちらのページをご覧ください。

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谷瀬の吊り橋

谷瀬の吊り橋

JR五条駅から八木新宮特急バスで揺られること約2時間、最初の休憩ポイントの上野地に到着します。上野地のバス停には、2019年に新設された綺麗なトイレがあります

上野地には、日本一長い生活用吊り橋で有名な谷瀬の吊り橋があります。バスが停車する地区が上野地で、吊り橋を渡った向かい側の集落が谷瀬地区になります。

谷瀬の吊り橋

昭和29年に完成した「谷瀬の吊り橋」ですが、吊り橋が完成するまでは、上野地と対岸の谷瀬を結ぶ谷筋に丸木橋が渡されていました。

谷瀬地区の住民は、洪水のたびに流される丸木橋に困り果て、川を渡る度に谷をくだったり、川を渡ってからも谷をよじ登らないといけない不便さから、教員の初任給が7,800円の時代に、地元の住民1軒当たり20~30万円の費用を出し合って実現したのが谷瀬大橋(谷瀬の吊り橋)です。

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十津川村役場(湯泉地温泉)

十津川村役場バス停

上野地から約40分、湯泉地温泉のある十津川村役場に到着します。

桜の季節の湯泉地温泉の景色

桜の季節の湯泉地温泉の景色です。

新緑の山々に山桜

同じく桜の季節の湯泉地温泉の景色、新緑の山々に山桜が綺麗です。

湯泉地温泉のある十津川渓谷の景色

こちらは枝垂桜、湯泉地温泉のある十津川渓谷の景色です。

湯泉地温泉にある赤い橋

湯泉地温泉に架かる赤い橋です。

湯泉地温泉

湯泉地温泉 十津川荘の露天風呂

湯泉地温泉は、昔この地にあった東泉寺が名前の由来になっています。

湯泉地温泉 十津川荘

湯泉地温泉の泉質は、ほんのり硫黄の香りが漂う単純硫黄泉で、源泉温度は約60度です。神経痛・筋肉痛・関節痛・リウマチ・疲労回復・慢性婦人病などに効能があります十津川渓谷沿いに旅館や民宿が点在する情緒のある温泉です

東泉寺縁起によると、役行者の加持祈願によって湧出したとされる十津川村に最も古くからある温泉で、1581年に織田信長の家臣団の筆頭格として活躍した佐久間信盛や豊臣秀吉の姉の子である豊臣秀保等が訪れた記録があります。

湯泉地温泉 公衆浴場

道の駅十津川郷

道の駅十津川郷

十津川村役場の隣にある道の駅十津川郷です。

道の駅十津川郷の2階には蕎麦処行仙が、地階には十津川村の民具などを展示したむかし館があります。

十津川村歴史民俗資料館

十津川村歴史民俗資料館

十津川村役場の向かいにある、十津川村歴史民俗資料館です。

1階には熊野古道に関連した展示や明治の大水害の記録 、十津川村の昔の暮らしの展示などがあります。

2階には南朝ゆかりの資料や、神武東征を先導した八咫烏を祖先とする十津川郷士に関する資料、廃仏毀釈を逃れ、十津川村に残る仏像などを展示しています。

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十津川温泉

十津川温泉

泉質は、ナトリウム炭酸水素塩塩化物泉、源泉温度は70度です。十津川村で最も多くの旅館や民宿がある二津野ダム湖畔の温泉です。十津川温泉の温泉は飲泉ができます。

十津川温泉 公衆浴場

ホテル昴

ホテル昴は、十津川村奈良交通十津川観光協会の出資によってオープンした宿泊施設で、十津川村のリゾート開発事業を行っている第三セクターの十津川観光開発株式会社が運営しています。

村内では最大の宿泊施設で、レストランや日帰り温泉、温泉プールなどがあります。奈良交通の八木新宮特急バスも一部を除いて立ち寄っています。

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果無集落

世界遺産果無集落

十津川温泉近くの観光スポットには果無集落があります。十津川温泉バスセンターから果無登山口までは、ゆっくり歩いても徒歩約15分程度です。

熊野古道小辺路

果無集落は、熊野古道「小辺路」の最後の峠で、標高150mの柳本橋からスタートして、370mの果無集落までは、石畳の階段の古道になります。

林道果無線

階段が苦手な方は、少し遠回りですが林道果無線が整備されていますので、途中めん滝のベンチで休憩しながら、のんびり歩くのもおすすめです。

果無集落から見る山々の繋がる風景

果無集落から見る景色は、見渡す限り紀伊山地の山々が続きます。

十津川村公式 世界遺産熊野参詣道小辺路「果無マップ」.pdf

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まとめ

電車と路線バスで出かける、奈良県十津川村の1泊2日コースをご紹介しました。

十津川村の温泉は2004年に十津川村役場が「源泉掛け流し宣言」 を発表している、100%源泉かけ流しの天然温泉です。

十津川村には、湯泉地温泉(とうせんじおんせん)十津川温泉上湯温泉の3つの温泉があります。そのなかで、バスで訪ねることができるのは、湯泉地温泉十津川温泉になります。

十津川渓谷の景色を眺めながら、のんびりと路線バスに揺られ、十津川村のお気に入りの温泉旅館を訪ねると、懐かしい親戚の家を訪ねたようで、日頃の都会の喧騒から離れて心身ともにリフレッシュすることができます。

また十津川郷は、古代から続く神話や歴史の舞台でもあり、時代の節目、節目に歴史の表舞台に登場する十津川郷士の存在など、興味の尽きることがありません。

十津川村の宿泊施設を探すには、じゃらんnet と 楽天トラベルが便利です。

皆さんも機会があれば、是非十津川村を訪ねてみてください。

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十津川村へのアクセス

電車とバスを利用して奈良県十津川村へアクセスする場合は、近鉄大和八木駅とJR五条駅が起点になります。

どちらの駅からも日本一距離の長い路線バス、奈良交通バスの「八木新宮線」が利用できます。

近鉄大和八木駅からは3時間51分、JR五条駅からは2時間35分で湯泉地温泉のある十津川村役場に到着します。

途中、上野地で20分の休憩がありますので、谷瀬の吊り橋を見学することができます。

電車とレンタカーで十津川村へ

レンタカーを利用する場合は、近鉄大和八木駅前のトヨタレンタカー 大和八木駅前店が利用できます。

奈良県南部にほど近い近鉄大和八木駅から車で移動できますので、渋滞を気にせずバスの時間に縛られることもなく、運転の疲れを最小限に抑えて旅行することができます。

十津川村は、日本一広い村と言われる通り、今回ご紹介した観光スポット以外にも、笹の滝や清納の滝、玉置神社、21世紀の森公園、国特別名勝の瀞八丁など、沢山の観光スポットがあります。一泊で村内の観光スポットを色々回りたい場合はレンタカーが勧めです。

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